牙龍 私を助けた不良 上




こういうのも悪くない。


だけど、うかうかしてられない。興味があるのは、姫蝶が気にかけてるあの女の子のことだから。


仲間によれば、あの子が笑うようになったらしい。多分、奴らと関わるようになったからだと思う。


だけど、



「・・・姫蝶。奴等、来る?」


「確実にね。甘いものでも食べながら、高みの見物だよ」



クレープを食べ終えて、次はドーナツのチラシをういういと見ている。



「楽しみだね」


「・・・食べ過ぎ、太る」


「・・・はい」