「あははっそんなの好きだからに きまってんじゃん!!」 「好き・・・?」 「音楽が」 「私にはわかりません なんで、好きなもの1つで がんばれるのかが」 「んー・・・・ じゃあ、例えば 好きな服が安くて 取り合いになってるとき 必死になって取りに行く感じ」 「?」 「わかんない? じゃー おむすびころりんみたいに 好きなものが転がって行って それを追いかける感じ?」 「?」 「こりゃ重傷だ」 彼女は笑いながら 後ろを振り向き バンドのメンバーをよんだ