「…尊ちゃん帰ってこなかっ………っ」 赤くなった顔でぽつり、呟く客に、 私は無意識の内に、睨みをきかせていたようだ。 客は気まずそうに、私の様子をみて そそくさと帰っていった。 私は、はぁ、と一息ついた。