私はきっと…
ゆう「おはよう!」
音「聞いて聞いて!
今日ね!」
ゆう「朝からテンション高っ」
音「だっていい事あったんだもん!」
音…
大切な友人
うちは口が悪くて
とっつきにくくて
あんまり友達がいないから
音が大切なたった一人の
理解者なんだよ?
ゆう「で、なに?」
音「あきくんに会ったんだ!」
ゆう「あき!なんでまた…」
あきは私の幼馴染で
音が一目惚れをしたらしい…
音「でね、わたし
勇気を持って話しかけたんだ
そしたらね、ゆうの友達って
ちゃんと覚えててくれたの!」
ねっ
こんな風に女の子らしい
女の子を今まで
見たことなかった
だから
本当は友達になれて嬉しかった
ゆう「あきぐらいで…」
音「そうやって…
幼馴染だからってずるいよ
私なんか羨ましくて仕方ないのに」
ほらまた…
そんな風に素直に言ってくれるから
また心が油断しちゃう
