砂時計

「終わったから……帰ってよ!



早くしないと帰れなくなる」



泣き顔を見せないようにして呟く。





嫌だ。


もっと帰りたくなくなった。



「嫌だ……。ごめんなさいっ! 分かってるの……」



思わぬ言葉にビックリする。






「だって……私はどうせ死ぬ人間なのよ?」