ボクはいつものように水を目につけた。 無意味だってことくらい分かってる。 でも、こうせずにはいられなかった。 お父さんが死んだ後も、ボクは料理を作った。 もしかしたら、起きてくるかもしれない。 『おはよう』と言ってくれるかもしれない。 ボクは、何度もスープを温め直した。 お父さんは、まだ動かない。