私が欲しいもの・・・すべてを持っている、あなたなら...



外の世界を知った――今日。


あぁ...また、あの怖い生活が始まってゆく。



怒鳴り声も...怒った顔も冷たい視線も...

ただ、唯一・・・何もされない時間―――朝食の時間や昼食夕食の時間も...


すべて・・・・変わってしまう。



知らない世界を知って、今までとは別の角度で見た、“自分”


少しだけ...これが普通なんて思ってたけど、本当は普通どころか・・・ありえないんだって...




私の心は、いつから完全に閉ざしちゃったんだろう...?

もう・・・痛いって思う事も、怖いって思う事も・・・判断できなくなっちゃうのかな?


ただ、下を向いて痛みに耐えてたら・・・それでいいのかな?