相変わらず、可愛い顔して寝ていた‥ まだ、あどけなさが残る寝顔‥ あの時から、成長したんだって思った‥ やっと、『過去』という『壁』を乗り越えられた気がする‥ 「海那‥頑張ったな‥」 俺は海那にそう言って、夢の中へと引き込まれて行った‥