「よし、じゃあここまでだ。長くなってすまなかったな。気を付けて帰れよ。」 この声を合図にみんなが帰り支度を始めたので、私も帰り支度を始めた。 『あれっ…国語の教科書がない。』 ペンケースをしまおうと鞄を開けたら、国語の教科書が無いことに気づいた。 『机の中に置いてきちゃったんだ…。取りに行かないと。』 私は自分の教室へと歩き始めた。 途中、ふと外を見てみたら綺麗な夕焼け空が広がっていた。