「いいか??よく聞け。暴れるのはいいが、それは仲間を守る時だけにしろ。ただ理由もなく暴れるのは、ここに倒れてる奴等と一緒だ。そんな奴等には絶対なるな。お前には仲間がいるだろ??仲間達を守るんだ。」

「...守る??」

「そう、守る。ほら、他の仲間達も来たみたいだよ。」

複数の足音が聞こえた。

「じゃあ俺はこれで「待て。」」

「...また会えるか??成長した俺を見てほしい。」

私はニンマリ笑った。

そして左右につけていた氷華の証のピアスの1つを、そいつにあげた。

「約束だ。絶対心から強くなれ。これは、その約束の証だ。」

「...あぁ。」

そして私は去り、次の日氷狼を抜けた。



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