その瞬間、みんなが凍りついた。 「わかったか??」 「...あぁ...」 「んじゃ自己紹介。」 「...霧島悠【キリシマハルカ】。」 おぉ!言えるじゃん★ 「よろしくね!!!」 「...よろしく。」 さっきとは口調から戻った私を、みんな驚いてみていた。 もちろん悠も。 でもよろしく言えた事は進歩だよ★ なんて事を思っていると、私の質問に対して肯定した、甘くて低い声がまた聞こえた。 「一ノ瀬蓮【イチノセレン】。」