炎龍~暖かい奴等~




「やべ!!とりあえず中入るぞっっ!!」



宇宙がそう言い、みんなと私はダッシュで校舎の中に戻った。

















ザー


「うっわ、びしょびしょ...。」


雨はすぐに強くなり、私達は結局びしょ濡れになってしまった。


こんなことになるんだったら、ブラザー...ブレザー持ってくればよかったぁぁぁ!!!





今日も暑いと思った私は、ブレザーを持ってこなかった。荷物になるし。


でも今はYシャツが体にはりついて凄く気持ち悪い。それに何より...


「さむ......。」


一気に冷えたせいか、体を冷やしてしまったみたいだった。

「おい。」


ハァ...今日は家に帰ったら、何かあったかいものを作ろう。

「...おい。」


あ、でも食材あったかなぁ??

「花音。」


外出禁止だし、困ったなぁ。でもだからといって佐倉さんには頼めないな。たぶん仕事中だろうし。

「...チッ。」


どうしよっかな...




バサッ



「いだっっ?!!」


な、何だ?!