炎龍~暖かい奴等~



「ねぇ、冷鬼って暴走族なの??もしかして今日6人がいないのも......。」

その、冷鬼って族のせい??



「ばっ馬鹿!!違ぇよ馬鹿!!冷鬼なっなんて、ぞっ族ねねねぇし!!!」

え、馬鹿って何故か2回言われたんですけど!?っていうか要焦り過ぎでしょ!!





「...花音は気にすんな。」

「っでも「大丈夫、蓮さん達が6人全員動いてるんだぜ??」......そうだね!!」




でも...それって6人全員が動かなきゃいけないぐらいまずいってことでしょ......??

心配、だなぁ。



「花音、だから出掛けるのは冷鬼の件が片付いたらにしよう。な??」

「...うん!!絶対行こうね!!」

私が笑顔でそう言うと、3人はホッとしたような顔をした。

うわ...私心配させちゃったみたい。ごめんね、3人共。

私はちゃんとみんなに元気な姿見せなきゃ!!



キーンコーンカーンコーン

「あ、私サボってくるねー★」

私は立ち上がってドアに向かった。