炎龍~暖かい奴等~



一人暮らしかぁ、嬉しいなぁ。

うきうきしながらエレベーターに乗っているとエレベーターがとまった。

...予想はしてたけど、やっぱ最上階なんだ。

有栖川グループすご!!

てかお母さんすご!!

最上階のフロアにはドアがひとつしかなくて、すぐ私の新居だってわかった。

ガチャ

「お邪魔しまーす。」

ドタドタ
ガバッ

「ぐふぅ!!!」

「キャー!!花音久しぶり!!!更に可愛くなっちゃって★」

お母さんに抱きつかれた...いや、押し倒された私は腰を強打した。

...しかも息できねぇ!!!