「はい、カフェオレ。」

「ありがと朔夜。」

「...おい。」

声の主の蓮の方をみると、コーヒーを飲みながらこっちを見てた。

「...あぁ、ごめん。今から花音に説明するよ。」

朔夜は意味がわかったみたい。私はさっぱりわかんないんだけど。

「花音、あのね...話っていうのは『~♪~♪♪~♪』...ん??」

「ごっごめん!私だ!!」

せっかく話聞けるところだったのにー!!誰?!

カチャ

ディスプレイをみた瞬間、フリーズした私。

私はコンマ1秒で電話に出た。

「佐倉さんっっ!?ごめんなさい!!」

電話の相手はなんと、佐倉さんだった。