―藤原夢side― 唯子からの電話を切って、 信号を待っていた時… 「あ゛」 私は信号の向こうに、嫌な奴を見つけてしまった。 これは何なの? 私は…神様に嫌われてるの? なんて、本当に、真剣に考えてしまいそうになる。 というか、考えてしまった。 だって… だって向こうの信号に 天野君がいるんだよ!?