でも、私は特に綾を止めることなくただ見てるだけ~。


だって、実家には綾の面倒を見てくれる優しいお兄ちゃんがいるから…。


そう、綾の近くには絶対正樹君が要るんです。ハイハイする用になってからは、ずっと綾のハイハイを後ろから追いかけて危険から守ってくれるんです。


そして、今日もそんないつもの光景を私ソファーで優雅に……座ってるお母さん監視の下掃除に勤しんでる訳です。


『ほら、光。ぼっけっとしない。そんなとこ居たらお母さん、テレビ見れないでしょ。』


つーか、お母さんも掃除しろよ。


『あ~、やっぱり最近老けてきたかしら。孫が二人も居るんだから仕方ないかしら。もうとてもじゃないけど掃除なんか出来ないわぁ~』


……………。