‐‐‐――――つぎの日


ぼくはあさ
おとなりのおうちの
まえに立った。


チャイムのボタンを
おそうとしたけど
とちゅうで手がとまった。



ほんとうに
なかなおりできるのかな。

ちょっとこわくなった。



だけどママが
『がんばって』って
言ってくれたのをおもいだして
ゆうきをふりしぼって
チャイムをおした。



―ピンポーン