神様と名乗る少女は、畳の上に腰を下ろすと一言。 「菓子を持ってこい」 「え?」 「何でもいい。菓子だ、菓子」 鋭く睨みつけられた僕は、逃げるように部屋を飛び出した。 このまま、無視して何もなかったことにしよう。 そう、我ながらいい行動を選ぼうとする僕。 しかしその選択肢は、僕のポケットから消え去った携帯の存在によってあっけなく消されてしまった。