「わかってるよ。輝は、ずっと我慢して…待っててくれたんだもん。…だから、その…いいよ。大丈夫だから」


真っ赤になりながらも、真っ直ぐ俺の目を見て言う葵


「で、でも…その、胸…ちっちゃい…から…ね?」

「胸なんて関係ない。葵だから欲しい」


そう言って、目の前の愛しい彼女を抱き締める


「葵の全部を俺にちょうだい?」

「うん…全部、ぜーんぶ。輝にあげる。だって、私は輝の物だもん」


そう宣言して、葵も俺に抱きついてくる

葵との距離がゼロになり、葵の香りが強くなる



そして、その香りが静かに俺の中で抑えていた物を爆発させた