「ゲ…ッ!!」 まるでタイミングを合わせました、みたいなタイミングでマンションから英二君が出てきた! Gパンに黒ブーツ、白いTシャツに、ゆったりとしたグレーのパーカー。 パーカーのダボダボさで…彼の可愛いらしさが倍増していた。 やっぱり…可愛い…! 「人の顔見て、ゲッはないでしょ?こんな時間に何処行くの?」 しまった、私ったらまた見惚れてしまってた…! しかも、髪は切ったとは言え…今はメイクも落としてるし、ジャージだし…見られたくない…! 「コ…コンビニ!さよなら!!」