「お帰りなさい。お仕事大変ね?」 「うん…暫くこれ位の時間だと思う…。」 一応、中村部長のことは話しておいた。 当分、残業続きだろうから。 「お腹減ったでしょ?今日は蘭子ちゃんの好きな、ハンバーグよ!」 「ほんと?お腹減ったぁ〜!」 クタクタだったけど、夕飯が大好きなハンバーグでテンション上がっちゃう私って…単純。 「早く手洗ってらっしゃい。」 「はぁい。」 ダイエットを決意したものの…なかなか食べ物への執着は断ち切れない私がいた。 だって…食事抜くのは体に悪いし。