「え…?だって…御家族は…?」 まさか、亡くなったとか…? 私、失礼なこと聞いちゃった…!? 「別居中。ここは俺の一人暮らしの部屋。」 私の心配を余所に、淡々と答える彼。 「一人暮らしって…でも、高校生でしょ?」 「あぁ…うん、そうだな。今年で…18歳?」 何で疑問系なんだ、嫌味か!? 高校生がこんな良い部屋で一人暮らしなんて、きっとお金持ちの坊ちゃんなんだ。 心配した私がバカみたい。 「じゃ、お邪魔しました!…えっ?」 部屋を出ようとすると、腕を掴まれた。