総務の課長にお茶を配ったあと、中村課長代理へと視線を向けて…ビックリした。 …若い…!! 上司…なんだよね? サラサラの黒髪と眼鏡が知的で…イケメン…!! ビックリして、そして少し見惚れてしまった。 「失礼します。」 仕事をしている中村課長代理の机にそっとお茶を置いた。 「あぁ、新人か。ありがとう。」 仕事に夢中なのか、私の顔を見ないで返事をする。 そしてそのまま、すぐにお茶に手を伸ばして一口飲んだ。 そしたら驚いた顔でやっと私へ視線を向けた。 ま…まずかったのかな…?