別れて1ヶ月…

私は相変わらず、毎朝教室の窓からヒロに声をかけていた。

けど、その日は…いつもと違った。

ヒロの隣には彼女がいたんだ。


声をかける私を見る彼女の目は悲しみでじんでいるようだった。

私はその時思った。

悲しいのは私の方なのに、何であんたが私より悲しい顔をするんだって。