針金を差してしばらくいじっていると、引き出しの側面からさらに引き出しが現れた。


「これは……領収書?」


「キュリー、なんて書いてあるんだ?」


「どれもこれもジャック・ヴェーダンとの取引に関するものだ」



そこに、ひとりのある人物がやって来た。


「キュリーさん、ちょっと……」