それから、あみちゃんと 下駄箱まで降りると、 「あ、夏花〜」 名前を呼ばれた。 「莉子〜」 小学校1年生から親友の莉子だった。 「クラス離れちゃったね〜」 「ね〜‥莉子は、誰か知り合いいた?」 「うん、意外とたくさん♪」 「いいね〜」 そんな他愛ない話をした。