叶わない『大好き』



「いいね!!真実ちゃん、夏花と
見てもらえる?」

美來ちゃんまで‥
なんて冷たいんだ‥!!

「私はいいんだけど‥
最初に少しクラス委員があるから‥」

「じゃあ‥最初はあたしたちと回って、
途中で真実ちゃんと合流すれば?」

「あ、そういうことなら大丈夫。
夏花ちゃん、どうする?」

「‥そうさせてもらいます。」

「えっと‥あの人たちのって、
何時からだったっけ?」

「確か‥11時45分?」

確かじゃなくて、そうだけどね。
即答しちゃった‥

「さすが、夏花!!」

「じゃあ、そのくらいの時間に‥
体育館で会おうね!!」

「うん♪」