叶わない『大好き』



「そう‥?」

そう言われれば‥
似てなくもないかも‥

何か、そう考えると‥
変に意識しちゃうよ(汗

そして、授業が始まった。

1時間目は社会。
ノートをスゴいとるから、
あたしは集中していた。

「じゃあ、今回はー‥」

「小倉‥」

また、あなたが話しかけてきた。

「‥なに?」

「消しゴム貸して。」

あぁ、筆箱忘れたんだったね。

でも‥
「1つしか持ってないもん。」

「えー‥」

えーってね!!
あんたが忘れたのが
いけないんでしょ!!

「じゃあ、ここに置いとくから
使って?」

「分かった。」