‐雨のち恋‐



食事が終り、店の外へでた。


「家まで送っていくよ。」



「あ、大丈夫ですよ。私タクシーで帰るんで。」

私はそう言って、彼に背を向けて帰ろうとした。


その時。


彼は強引に私の手を引っ張り、壁に追い詰めた。


「な、なんですか!?」

顔が近い…………。




壁には彼の手があり、移動出来ない。


ど、ど、どうしよう……。




すると彼は私の耳元で囁いた。







「君が好きだ…………。」





私は顔を赤らめてしまった。