組んでいたペアに恵まれたこともあり、私は団体メンバーに入っていた。有難い事に推薦をくれる高校もあった。

仲間の中には、お誘いがあった高校に行った仲間もいる。

しかし、県外に行くことと普通科へ行って欲しい親の気持ちもあったため、推薦してくれる高校へに行かなかった。まだ、テニスをまたやろうと気持はこの時はなかった。



『私は、家から通える高校しか親が認めて貰えなかったから』


『おーい。休憩終わったぞー座れ』

その時、チャイムがなり担任が来たため、彼女は自分の席に戻った。