本当にいろいろあった。

特に沢渡さんとは…。


「真綾から奪ったんだから、幸せにならないと許さないわよっ!!」


…結局沢渡さんは応援してくれた。

それまでに一度殴られたけど。



「天音さん、僕は男らしいですか!?」

「えっ…」


円筒に困っていると、志紀が言葉を発した。




「どっちかっつーと、

本城が守る側だな。」



志紀の一声……!!


リントくんはショックを受けて部屋の隅に座ってしまった。



「あ、あのー……リントくん」

「……」


「私は好きだなー…今のリントくん」



ぱっとリントくんが顔をあげる。



「ほんとですか!?」

「うん、だからでておいで」

「はいっ♪」