鬼に愛された女



呆気にとられていた他の鬼神院は老長に反対の意見を述べた


「老長!この者は陰陽師ですぞ」


わかっておらんな……と、つぶやき、ため息をこぼすと


「だからなんだと言うのじゃ。外見は誰も反対はしないじゃろう。そして内面も問題なかったのじゃろう?のう、白雲」


「はい。問題はありません」


顔を俯いていた白雲は、名を呼ばれると顔をあげて、問題ないと言った


「ですが老長……」


「おまえらもしつこいやつじゃ。老長であるワシが決めたことにおまえらは口出しするのか?最終決定権は老長にあると決めたのは初代頭領じゃぞ?」


あのやわらかな笑みはどこに消えたのか、今は恐ろしいくらいにほかの鬼神院を睨みつける