鬼に愛された女



「こいつは俺が認めた女だ。貴様らが認めなくても美月は俺の嫁だ」


「頭領!」


「そして、これ以上らちがあかないのなら、俺は鬼神院を潰す」


「頭領!今の言葉を撤回なさいなさい。鬼神院をおくことは、初代が決めたことです。それを潰すなどと軽々しく口にするものではありませんぞ!」


「それでも俺は、美月しか俺の妻であることを認めない」


やっと神威は美月の方を向き、正面から強く抱きしめる


いつの間にか美月の瞳には涙が溢れていた


それを神威が優しく拭う

神威様……


わたくしはあなたのその一つ一つの優しさが大好きです