鬼に愛された女



鬼神院達は美月をジロジロと見ると、鬼神院同士でなにやら話し合い、一斉に頭を下げた


「頭領。外見は合格にございます。次に、内面を判断させてもらいます。……入れ」


スッと音を立てて戸が開くと、白雲が入ってきた

「では、今から内面の判断をさせていただきます」


鬼神院の言葉に神威の眉がぴくりと動く


「……それをなぜ、白雲に頼んだのだ」


「彼の鬼の特殊能力は読心力。彼ほど内面を知ることのできる鬼はいません。……さぁ、白雲。始めなさい」


「はい。……奥方様、失礼します」


白雲は美月に近寄り、両手で美月の頬に触れた