鬼に愛された女



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とある一室の前で、美月は近江に今から起こることを聞いていた


「今から姫様には鬼神院様とあってもらいます。そして、鬼神院様に認められれば頭領の妻と認められます」


「もし、認められなかったら?」


「すみません。そこまではわかりません。……では、お入りください」


近江は戸を開けると、御簾に囲まれた空間に美月を通した


恐る恐る御簾の中に美月は入ると、戸を閉められ、目の前に見覚えのある背中が見えた


――神威だった


美月の視線に気づいたのか、神威は振り向いて、美月に小さな声で話しかける


「美月、ごめん。すぐ終わるから我慢してて」


「……はい」


一応返事をする美月


鬼神院様って、どんな人たちなのでしょうか


前に神威様は、5人の鬼たちでなっていると、おっしゃってたけど……