きっぱりと自分が陰陽師ではないことを話すと、老人は、安心したように身体を起こして座り直す
「そうか。だがな……」
「どうかなされたのですか?」
「いや、なんでもない。……もし、頭領の嫁よ。そなたは頭領のことをどのようにおもっておるのだ」
「神威様のこと……ですか。……神威様はお優しい方です。いつでもわたくしのことを気づかってくださいます。一緒にいて楽しいと感じます」
わ〜!なんてことをこの人に話してるんだろう!
なぜ、この方に聞かれると、答えてしまうのでしょうか……
「それは……頭領のことを好いておると言うことかな?」
老人の質問に、美月は首を横に振る

