「月子、あとは任せてもよいか?」 「はい、晴明様。わたくしにお任せくださいまし」 月子は床に手を突いて深く頭を下げる そうして晴明様はその場をあとにしました 「みなさん、お聞きなさい。わたくしが今日からみなさまのお世話をいたしますが、自分のことはなるべく自分でやってもらいます」 それから集められた子供達を男女に分け、それぞれの部屋に案内しました