鬼に愛された女



「わたくし達は会って間もないのです。ですから互いに相手のことを知らなすぎます。だから、半月だけでもいいのです。心の整理をする時間をください。」


「………わかった。けど、覚えておいて。その百鬼(ひゃっき)家の刻印がある限り、そなたは俺の妻なのだ。そなたが俺を夫と認めなくても、ここからはでていくことは許されないのだ」


「はい。……神威様、時間をくださり、ありがとうございます」


両手を床について頭を下げた


それから神威を見ると、聞きづらそうに話しかけた


「あの……神威様。そ、その、百鬼家ってなんですか?」


「……ハッ、ハハハハッ」


腹を抱えて大爆笑な神威

やばっ、まさか今の状況でそんなこと聞くなんて!

ククッと笑うと、まじめな顔をしていた月子が怒り出した


「神威!なぜ笑っているのですか!」


本当、月子は可愛い