鬼に愛された女



「その身体に、誰の妻なのか刻みつけてやる」


舌が首筋を這う


生暖かい感触が首筋から伝わってくる


「やめて、ください……まし。お……願い、します」

月子の目には涙が溢れていた


それに気づいた神威は首筋から顔をどかした


「ごめん。月子を傷つけるつもりはないんだ」


悲しい表情をすると神威は月子から離れた