涙で神威の着物が濡れる

でも、そんなことは気にしていられなかった


離れてしまうことがとても、もったいない


「……美月、中に入らない?何だか今すぐに美月を抱きたいな」


「えっ?///」


「いいでしょ?」


神威がニヤリと笑うと、美月の身体を軽々と抱き上げた


「あ、あの神威様!///」


そのまま神威は、有無を言わずに美月を屋敷内に入れ、十分すぎるほど愛し合った