鬼に愛された女



「なんでですか?どうして……」


「俺も琥珀の父親だぞ?美月ばかり負担することはない」


「だって……そんなことをすれば、神威様の寿命が!」


美月の髪を一房指に絡ませてから、神威は唇をあてた


「美月には、俺よりもながく生きていてほしいんだ」


「でも!」


「美月」


神威は反抗する美月をなだめ、優しく抱きしめた

「俺はそなたを愛している。この気持ちは本物だ。愛しているからこそ、愛しい人には長く生きていてほしい」


耳に唇をあて、それから首筋にも唇をあてる