「で、どうしたんだ月子」 「あの……じつは、京助に見てもらいたい子がいるのです」 「見てもらいたい子?」 +--+--+--+--+--+--+--+ 美月たちは京助に招かれ、屋敷内に入った ある一室に案内され、京助に向かい合う形で美月たちは腰をおろした 「見てもらいたい子って?」 京助が美月に尋ねる 「はい。……入りなさい」 そう美月が言うと、京助が見知らぬ女が入ってきた