鬼に愛された女



「失われる。力が失われていく!!」


白銀の髪が完全に黒く染まりきると、最後には牙まで抜け落ちてしまった

「奪われるくらいなら……」


どうにか刀を握りしめて白雲は構える


一呼吸すると、美月に斬りかかる


しかし、神威が白雲の刀を薙ぎ払う


「くそっ」


白雲は床を強く叩きつける


「これで、終わりだ」


神威は傷口を押さえながら白雲を見下ろす