鬼に愛された女



溢れ出す血


床に飛び散る血


そして力なく崩れ落ちる女


「み、南さん!!」


美月が女の正体に気づき、南に呼びかける


近寄りたいが、神威がとっさに美月を守るように抱きしめているために、身動きができない


「白……雲。もう、や……めて」


南は身体を引きずって白雲の足元まで行き、足を掴んで白雲に懇願した


「……お前。うざい」


白雲は南を蹴り飛ばして背中を踏みつける