鬼に愛された女



「でもこの刀がある限りお前は俺に勝てやしない」


白雲が刀を撫でる


さっきよりも妖気が強くなっている


ちょっとヤバいかもな


神威の額に冷や汗がつたう


唾を飲み込んで刀を構える


負けられない


美月は誰にも渡すわけにはいかないんだ