鬼に愛された女



「近江!」


美月はとっさに叫んでしまった


なぜなら、近江は地面に倒れ、今まさに白雲に殺されそうだったからだ


「姫様!なぜもどって」

「ふっ。自ら戻ってくるとは。手間が省けたな」

白雲は鼻で笑うと、近江から刀を遠ざけた