「ん〜。どうしたら泣きやんでくれるのかしら?」


美月は今、生まれてしばらくたった我が子をあやしていた


神威の瞳に、美月そっくりな顔の女児


そして両親から受け継いだ真っ黒な髪に、真っ白な肌


「琥珀、どうしたのかな?散歩にでも行く?」


美月は我が子、琥珀を抱き上げて外の景色を見に外に出る