百鬼家をでて早二日


かなり時間がたってしまった


白雲は馬を止めて、村の入り口の前に止まる


すると、門の前にいた羽の生えた2人の男が、白雲に近づいてきた


「そこのもの、何者だ!名を名乗れ!」


鳥妖怪の門番


どうやら鳥妖怪の村で間違いないらしい


「俺は鬼の頭領の使いで参った。華鳥の頭首に面会したい」


「鬼の頭領の使い?わかった、入れ」


門番たちは警戒を解き、白雲を招き入れた