鬼に愛された女



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朝だ


もう行かなくては


白雲は、昨日鋼から受け取った文であることを確認してから、懐にしまう

「行くか。けどその前に……」


あいつに会っていこう


あいつとはもちろん美月だ


白雲は美月のいる部屋に足をはこんだ


「妙に静かだな」


美月のいる部屋に近づくごとに、辺りは静けさを増した


「なんだ?どうなっている?」


人の気配が全くしない


何かがおかしい